2011年4月24日、北上経営総合研究所 木伏理事長(右)と緊急支援物資支援活動を協力した仲間たち、支援物資配布活動に取り組んだ割烹「竹乃浦」にて。地元ネットワークを主体に活動しております。
農園の運営者について
ふれあい市民農園はNPO法人北上経営総合研究所により運営されています。また石巻市やいしのまきNPOセンター、NPOいしのまき環境ネット、JAいしのまきとも連携しながら、農園を運営する体制づくりを進めています。
運営スタッフについて
事務長:新明兵太郎
農園チーフリーダー(農園管理者):阿部英雄
農業アドバイザー:佐々木政知、越智慶子
北上経営総合研究所と東日本大震災について
2009年10月に設立した北上経営総合研究所は、石巻圏域の地域経済の発展と起業家を応援する活動を続けてきましたが、2011年3月11日発生の東日本大震災を受け、市民生活の復興が急務となったことから、草の根レベルで復興事業に取り組みました。
その後、石巻圏域で最も規模が大きい津波被災者仮設住宅、「開成団地」で家庭学習支援に取り組んだことで、同仮設団地との縁を深め、また震災前からの構想であった有機農園を仮設団地で生活する方々の潤いの場となるよう、市民農園として設立することといたしました。この農園の開園にあたっては、平成23年度第3次補正予算における「農と福祉の連携によるシニア能力活用モデル事業(農林水産省)」を活用しています。
今後は、市民農園の取り組みを通じながら、北上経営研究所の設立理念である地域経済の発展につながるよう、仮設団地住民の生活再建に少しでも貢献できるよう努めて参りたいと思います。
トピック
ふれあい農園、農作業の始まり
4月8日、こちらは少しづつ、温かさが近づいてきたとは言うものの、先日の朝は畑に雪が残るという気候状態の中、ふれあい市民農園では、しびれを切らして、一斉に農作業を開始しました。
H24.4.14
ふれあい市民農園開園式
石巻市の仮設住宅住民の方々に農作業を提供する「ふれあい市民農園」が開園しました。
とは言っても連日の積雪により、農園の整備が遅れており、まずは集会所での開園式から始まりです。