活動レポート
ふれあい市民農園の開園(平成24年2月)
竹チップの取り組みで生産され竹チップを肥料として活用できないか、実証圃場を準備しておりましたが、今回の東大震災により被害を受けた方々の生活にも潤いを与えることができるよう、この圃場を市民農園として開放することといたしました。
この市民農園の開園にあたっては、平成23年度第三次補正予算(農林水産省所轄事業)も活用しております。
ふれあい市民農園ホームページH23農と福祉の連携によるシニア能力活用モデル事業実施計画書
石巻市緊急支援活動(平成23年3月~)
東日本大震災の発生により、緊急支援物資支援の要請を「ササライスネット」と共同で呼びかけ、生活支援物資や文房具等を喪失した高校生等への文具支援になどに取り組んだ。
石巻市への緊急支援物資支援活動について私塾ネットが主催する子供から大人までを対象にした「出前寺子屋」に参加し、石巻圏域で最も規模が大きい津波被災者の仮設住宅、「開成団地」で家庭学習支援を実施した。
私塾ネット「出前寺子屋」について地域資源発掘「竹チップ利用」の取り組み(平成22年10月~)
地域資源データマップ成果から、魚加工副産物の消臭を目的に、竹をチップ加工して消臭剤に利用しようとするチャレンジが始まりました。
石巻圏域は養殖漁業が盛んであり、かつては、その資材として竹が多量に消費されていました。しかし、昨今は養殖資材の主流は鉄パイプに置き換わり、竹は利用されないまま、その伐採や処分が地域課題となっています。今回の竹をチップにして活用するとのビジネスプランは、地域課題への解決にも貢献できるものであり、当研究所でも応援しております。
竹林工房の竹チップ地域資源データマップの作成(平成22年○~○月)
地域おこしセミナーで養った、地域資源をひ評価する新しい視点から、石巻圏域の既存の資源を評価してみました。
石巻圏では、毎年、日本一のソロバン技術者を輩出していたり、魚粕のフィッシュミールが豊富であったり、あるいはブローチやネットレスなどに加工する日本でも数少ない鯨歯の工芸が継承されているなど、ユニークな地域資源が数多く見いだせました。
石巻圏域の地域資源一覧表石巻圏域の地域資源活用事例
地域おこしセミナーの開催(平成22年10・11・12月)
地域活性化のためには、既に地域のある資源をつなぎ合わせることで、新しい付加価値を創造することが効果的です。
このため、当研究所では、地域の小企業者やビジネスマン、学生など、幅広い人達を対象に、地域セミナーを開催し、多様な視点を養うトレーニングを行いました。
また、その成果を元に、今度は中小企業診断士のアドバイスを受けながら、新しいビジネスプランを策定するといった、セミナーも開催しております。
着眼カードの作り方